一言更新

松尾君も書いているのだが、今、30歳くらいの俺らの世代って1番損な世代というか、ついてなかった世代というか、こう、バブルの尻拭いをさせられている世代なわけデスよ。

自分が高校生の時、将来を考えるに置いて何を1番優先したかといえば、「喰いっぱぐれない事」なわけで。だから、大学も工業大学へ行ったし(元々は史学部を志望していた)、就職した業界も、そこそこ金を貰えそうなソフト関係ではなくハード関係だ(ソフトに比べて格段に給料は安い。ただし、ソフトよりエンジニア生命は長い)。

はっきり言って、将来への展望は無いし、希望も無い。ただ、日々をやり過ごし、死なない様にするだけだ。そら、そういう男達に魅力があるとは思えんもん。結婚とかできんわな(俺はする気だが)。

人生は辛いもんだとしたり顔でえらい人に言われても、正直、「あんた達はいいよな、希望がある世代で」としか思えない。そりゃ多少忙しかろうが、がんばれば報われた人達はがんばれるだろうさ。こちとら最初から退却戦、もしくは、篭城戦なわけで。しかも、救援は無いとくらぁ。死なないだけで精一杯。残業代もすずめの涙。フルで出る事なんてありえない。つか、1ヶ月に180時間以上残業してる月が年衣年に半分くらいあったりするし。だからと言って、がんばらないと(喰いっぱぐれて)死んじゃうもんなぁ。がんばっても死んじゃうけど(過労死)。

つうことで、お帰り、松尾君。この、終着地点の無い退却戦へ。三十路なんだから体に気をつけて。
僕はバッティングセンターで90球くらい打っただけで体が動かなくなるご老体デス。
技術力どころか体力すらない。